CONCEPT

PALETTE = 絵の具を出して
まぜ合わせるための板状の道具。調色板。

ウェディングプランナーという経歴を経て
感じたことがあります。

皆、違う。全然違う。だから面白い。
まさに、十人十色という四字熟語そのままです。

会社員として縛られた環境では限界もある。
その人にしか表現できないものをカタチにしたい。
そう想うようになり、２０２０年独立。
フリープランナーとして活動を始めました。

独立してからというもの、
新郎新婦にとっての「らしさ」を提案したい。
プランニングだけの「らしさ」は違う。
写真も前撮りも映像もおしゃれでも
テンプレートのままで、対象が変わってるだけだ。
それは違う！と、自らカメラを握る覚悟をします。
一度関わってしまうと、
中途半端なことが大嫌いな性格のせいで
来る日も来る日もカメラに明け暮れ、
気づけば朝なんてことも日常。

とあるお客様から頂いた一言。
「まつおさんの写真はプランナー、結婚式、
人を、知り尽くしたものにしか撮れない魅力がある。」
「おしゃれだけではない、記憶が蘇る。
感情と記憶が写ってる。」と。
同業のプランナーさんの結婚式のお手伝いでした。
嬉しい一言でした。

沢山勉強しても、正直
おしゃれな写真・映像。って
よくわからないです。

でも、結婚式で例えると、
プランナーとしてのヒアリングしか分からないので
新郎新婦様が喜んでくれそうな写真。
は、なんとなく分かります。

気がついた日には、前撮り、結婚式当日の撮影
結婚式が結んでから記念日の撮影に、映像製作。
お手伝いさせて頂くお客様の半数も同業者さんで
プロカメラマンという肩書きで呼ばれることが多くなり
写真や映像で沢山お手伝いさせて頂くことが増えました。

ご縁が新たなご縁を結び、とにかく恵まれた頃、
「カタチにする」ことから、
「カタチにして、のこす」素晴らしさに気づきました。

誕生日、記念日、結婚式。
特別な日はもちろんのこと、
ちょっと特別な日や、
何でもない日常、散歩、デート、旅行。
どんな一日にも、その人だけの想いと感情があります。

写真や映像は、そんな想いと感情を
カタチに残せる唯一無二のものだと思います。

ふと、過去を思い返したくなる日があります。

そんなとき、手元にあなただけの色が
カタチとして残れば良いな。と想います。

２０２３年 秋、
ウェディング何でも屋さんから、
分野問わずカタチにのこすことを専門に
wedding-palette.jpから
PALETTE.photographyへ生まれ変わります。

主観的ですが、PALETTEの良いところ。

私自身、写真を撮られるのは苦手です。
こうして、ああして、結構苦手です。
なんか、自分っぽくないなぁ。
まぁ、おしゃれだけど…。

ポーズの指示や、小物の準備、
ウェディング専門だったので
それなりに出来ると自負はしております。
でも基本的には、しないです。

カメラマンとして私らしい写真や映像を、
芸術作品として残したいのではなく、
十人十色「あなたの色」として残したいからです。

自然な、その恥ずかしいと思う表情、感情。
慣れてきた頃にでる、ふとした笑顔。
この瞬間が幸せ、嬉しい、悲しいって思う表情や感情。
とにかくその時を、記憶をあなたらしく残します。

でも希望のポーズ等はあれば教えてください。
それが最高に映えるようにでも、面白くでも撮ります。
それをしたい。好き。って思うことが
今のあなたらしい、ということですから。

あなたにとって、
今このときが、かけがえないものになりますように-.